2016年10月16日日曜日

アニソンの神様 score.02  10個星です!!

タイトル : アニソンの神様 score.02
賞種   : ―
出版   : このライトノベルがすごい! 文庫
著者   : 大泉 貴
イラスト : のん


今日のインプレダクションはコレ!
学園青春作品です!


評価は
★★★★★★★★★★
10個星です!!


すれ違いを乗り越えて

アニソンバンドの
次なる目標はライブハウスで――
アニソンバンドの学園青春
非常に良かった!
今回はメンバー二人が抱える
過去との対峙です
自分が自信なくしちゃう時って
あるよなあと思いながら、
そんな悩みと向き合うストーリーを
楽しませてもらいました
そして1番の特徴とも言える
アニソンを熱く語る会話が
作品の印象をはっきりさせていますね
音楽を文字で表すという
難しいところにチャレンジ
していますが、
熱気がしっかりと伝わって
くるのではないでしょうか


今日の甘口!

・流れ
  アニソンバンドの
  演奏会を終えたメンバーたち
  次は何を目標にしようか
  と話し始める
  ライブハウスで今度
  演奏会があるので
  それに出てみないか
  ということになった
  しかしメンバーの中では
  ライブハウスの出場者に
  知り合いがいたようで・・・という流れ
・テイスト
  悩みがあり、
  ライブに至るまでが
  順調にはいかないという
  まさに青春ですね
  そして悩みを抱えているのが
  複数人というところも
  深さがあります
・キャラ
  【エヴァ】
  欧州生まれの少女
  アニソン大好きで日本に
  やってきた
  明るく粘り強い性格
  【弦人】
  クール系男子
  きつい物言いもするが頼れる奏者
  【京子】
  しっかり者の女子
  仕切りたがるところがある
  【椎奈】
  京子と昔バンドを組んでいた女の子
  向かう道にひたむきで
  芯が強い
・雰囲気
  演劇的な誇張は若干ありつつも
  キャラクターが集まって
  何気ない会話をする雰囲気が
  とても良いですね


今日の辛口!

・全体
  これはもっと続いてほしいな~
  と思ったのですが、
  続巻出てないですね
  こうして見ると
  このラノ文庫は良い作家を発掘したのに
  広報が下手でレーベルの
  存在感を出せなかったのが
  問題だったのではないでしょうか
  今では真逆になり
  小説家になろうから
  手頃そうなのを見繕う方針に・・・トホホですね


以上、
アニソンライブ、な?!
学園青春作品でした!


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