2016年6月5日日曜日

レオ・アッティール伝  10個星です!!

タイトル : レオ・アッティール伝Ⅰ 首なし公の肖像 
賞種   : ―
出版   : 電撃文庫
著者   : 杉原智則
イラスト : 岡谷


今日のインプレダクションはコレ!
純ファンタジー作品です!


評価は
★★★★★★★★★★
10個星です!!


自分を変える希望

人質として他国へ差し出された少年は
運命に翻弄されて――
世界観鮮やかな純ファンタジー
凄く良かった!
物凄く入念に子供時代から
描かれていますね
早い段階から今後の展開に
期待させる良質な純ファンタジー
だと思います
キャラクター達の紡ぐ未来への糸が
結ばれていく様が非常に
強い没入感を演出してくれました


今日の甘口!

・流れ
  小さな国から大国へと
  政治的人質に出された少年
  そこの領主の息子達からは
  度々嫌がらせを受け
  一度は山に置き去りにされ
  死にかけた
  しかしそこで領主が捜しに来てくれて
  遠回しに激励の言葉を
  かけてくれる
  少年はそこから自分を変える希望を
  見出し何事にも励むようになった
  そしてある日、
  運命の歯車が回り始める・・・という流れ
・テイスト
  国内での小さないざこざが
  起点となり物語が動いていく
  正統・王道と言えるファンタジーです
  多くのキャラクターにスポットが当たるので
  存分にストーリーを形成する
  空間・世界を楽しむことができますよ
・キャラ
  【レオ】
  公国の公子
  中性的な顔の少年
  大国へ人質に出されている身
  【パーシー】
  レオの国の貴族
  舌戦が得意な男性
  【カミュ】
  僧兵の男性
  真面目で荒い気質を持つ
  【セーラ】
  カミュの妹
  容姿抜群で銃使い


今日の辛口!

・全体
  入念ではあるのですが
  ちょっと書き過ぎているかな~
  という気もしましたw
  前半のテンポをもう少し良くした方が
  個人的には良かったかも
  でもまあ好みによって違うのでしょうかね


以上、
空間・世界を楽しむ、な?!
純ファンタジー作品でした!


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