賞種 ： ―
出版 ： ファミ通文庫
著者 ： ひびき遊
イラスト ： メロントマリ
今日のインプレダクションはコレ！
ファンタジーモノです！
評価は
★★★★★★★☆☆☆
７個星です！！
ずっと隠していた
最下層のボスを倒さないといけないけど
味方の中の疑念や敵の心配もあって――
脱出系のファンタジー
それなりかな
ヒロイン達の中に正体を隠した
者がいるということを冒頭から入念に
書いているので、
最下層のボスを倒すという軸
以外にも面白みがあって良いですね
隠された敵の巧妙な罠も
ストーリーを引き立てています
始まってしばらくはキャラの書き分けが
判然としない感じだったので
ちょっとキャラが多すぎるのかなー
という気もしたかな
今日の甘口！
・流れ
異形の機械生物【棄竜】の
蠢く学園に閉じ込められて
しまった主人公達
学園地下は【棄竜】の巣窟で
その地下１３階にいる女王を
倒さなければいけない
それから、ヒロイン五人衆の中に
【姫】と呼ばれる存在がいるけど
どうやら正体を明かしたくないのか
名乗り出てこない
いったい誰が【姫】なのか・・・
その【姫】を守らなくちゃいけないけど
記憶の断片では【姫】は絶望でもあると
思い出す
どうすればいいのか・・・疑念が
残るまま下層を目指す・・・という流れ
・テイスト
ダンジョンに閉じ込められたので
脱出しよう、
脱出の条件は最下層のボスを
倒すこと、というのが大枠です
敵が電化製品の塊だったり
機械の塊だったりするのが
特徴ですかね～
・キャラ
【クロガ】は主人公少年
普通系
【紅那】はヒロインの一人
真面目系
【颯綺】もヒロインの一人
勝気な性格
【愛理砂】もヒロインの一人
口調はクールでちょっと捻くれ系
【静九】もヒロインの一人
控え目な性格
【光璃】もヒロインの一人
巨乳でクロガをいじってくる
今日の辛口！
・書き分け
大量のヒロインを登場させる場合
一人一人にある程度焦点を
絞って印象付けしないと
なかなか難しいのかなーと思ったｗ
ありがちなパターンだと
各キャラの語尾とか口調で
書き分けるって手法だけど
本作ではそれを乱用していないのは
感心できます
ただ、それだとやはり難易度は上がる
んだなーという感じｗ
以上、
どうすればいいのか・・・、な？！
ファンタジーモノでした！
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