賞種 ： ―
出版 ： 電撃文庫
著者 ： 宇野 朴人
イラスト ： さんば 挿
今日のインプレダクションはコレ！
ファンタジー戦記作品です！
評価は
★★★★★★★★★★
１０個星です！！
なんだって？！
始まった海戦！
敵の強力兵器を前にどう出るか――
戦術の冴えわたるファンタジー戦記
今回も楽しませてもらいました！
海軍の指揮官は両軍とも
下ネタ番長ｗ 濃いキャラ達でした
刻一刻と変わっていく戦況、
しかし今回の戦いでは能力差があったようで・・・
まああまりにも悲惨な被害が
出るとラノベとしてまずいというところかな
イクタの激高シーン、それは
未来に訪れる運命が予見できるからこそ
言わずにいられなくなるのかも
イクタとヤトリの間には他者が
割って入れる隙間なし、
シャミーユ涙目
マシューとポルミはうーん青春だ、甘酸っぱいねｗ
後半大きなうねりも発生し、
一気に階段を駆け上ります
引きを残して終了したので、続きが気になります！
今日の甘口！
・流れ
敵だけが保有する【爆砲】
その艦隊を打ち破って
港を制圧しなければならない
どうやって勝つのか、
そもそも勝てるのか・・・
そんな状況での作戦会議
イクタの策をひっさげてマシューが会議に臨む
一方敵方はゆうゆうと港で待っていた
強風がありこちらが風上である状態では
襲ってこないだろう・・・
しかし、イクタ達の海軍は
風下から現れた！
今回はいったいどんな策が・・・という流れ
・テイスト
今回は敵将エルルファイとイクタの頭脳戦
交互に描かれることによって
将棋の対戦みたいな
次の一手は？ どうでるか？
という雰囲気を作り上げております
そしてその後は急展開も待っていて・・・
そこは読んでみてのお楽しみ！ｗ
・キャラ
【イクタ】は天才少年
今回は影役に徹する
みんなの考え付かない策を
思いつく軍師肌
【マシュー】は小太り少年
イクタと反対で凡庸
しかしやられ役だけじゃなく
堅実さで部下の信頼も得てきた
【ヤトリ】は剣士少女
武人気質で揺るがない
そして最強の二刀流剣士
・演説
まあ軍師系といえば口八丁や
演説が見せ場となるわけですが、
今回イクタはついに！
という感じでやらかしますｗ
これは少なくとも１０巻以内に終わらせるという
予兆なのかそれとも・・・？
だがそこは読んでみてのお楽しみ！ｗ
・気に入った言葉
『ひとりぼっちでいると人間は際限なく思いつめるもんなんです』
今日の辛口！
・海戦
海戦ではあれ？ って思ったんだけど
あとがきでは『海戦』と聞くだけで
震えるほどトラウマになってしまった
とゆーことで、
にゃるほど～！ と思いましたｗ
以上、
海戦、からの～？！
ファンタジー戦記作品でした！
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