2015年1月30日金曜日

六花の勇者5  10個星です!!

タイトル : 六花の勇者5
賞種   : ―
出版   : ダッシュエックス文庫
著者   : 山形 石雄
イラスト : 宮城


今日のインプレダクションはコレ!
駆け引きバトルファンタジー作品です!


評価は
★★★★★★★★★★
10個星です!!


さあ、競争をはじめよう

仲間同士に広がる疑惑
絶体絶命の窮地を切り抜けられるか――
疑いの広がる駆け引きバトルファンタジー
大満足でした! 素晴らしい!
アドレット君の恋、そして悩み
お相手のフレミーの幼少期
今回はフレミーが新たな危機を迎え、
アドレットが彼女を守るため
仲間と駆け引きを繰り広げます
1巻に負けないほどのピンチの演出で
緊張感が続き、
もしや7人目が・・・? という
結末への期待もあって
どんどん読み進められました!
次巻への引きを残したまま終わったので、
早く読みたいですね~


今日の甘口!

・流れ
  4巻で【黒の徒花】の情報を得た一行
  どうもその情報は六花の
  勇者の一人、フレミーを
  示しているような気がする
  アドレットは悩む
  フレミーは【黒の徒花】なのか?
  そして、仮にそうなら
  本人は自覚しているのか、いないのか
  そんな思いを抱えながら、
  【運命の神殿】に辿り着く
  そこには【聖者】の始祖となる
  【一輪の聖者】のミイラがあった
  【黒の徒花】の手掛かりとなる呪文の文字が
  周辺にあったので解読を試みてみるが・・・という流れ
・テイスト
  仲間同士で『もしかしたらあいつは敵に送り込まれた刺客か』
  という疑いをぶつけ合う
  ところが醍醐味ですね~
  それぞれの思惑が交錯し、
  追い詰め、出し抜きあう
  ラノベを超えた極上のエンタメです!
・キャラ
  【アドレット】は主人公
  地上最強の男が困難を打開していく!
  力の足りない分は知恵と根性で!
  【フレミー】はヒロイン
  半分凶魔の彼女はどうやら
  敵の秘密兵器【黒の徒花】と
  関係があるらしい
  冷たい目と態度のクールな性格
・仕掛け
  ついに7人目が?!
  ということだけど
  『ミステリとしては定番』系にしたか~w
  (そこは読んでみてのお楽しみ!)
  私はそれでも途中読んでて
  別の子に疑いを持ったんだけどw
  『仲間を呼ぶ時にありえないことを言っている』
  という仕掛けかなこれ? って部分がありましたのでね
  『本当はその事象は発生していないのに、
   わざと大声でそれを口にすることによって
   あたかもその事象が発生したかのように周囲を誤認させる』
  というトリックが何かの事件簿で
  使われていたんですよねーそれ系かと思ったw


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  早く続きが読みたいぞお~!


以上、
出し抜きあう?!
駆け引きバトルファンタジー作品でした!


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