2014年11月5日水曜日

ラエティティア覇竜戦記  9個星です!!

タイトル : ラエティティア覇竜戦記 神王のゲーム
賞種   : ―
出版   : HJ文庫
著者   : すえばしけん
イラスト : 津雪


今日のインプレダクションはコレ!
ファンタジー戦記?作品です!


評価は
★★★★★★★★★☆
9個星です!!


どうしたい?

神の代理戦争
しかし意外なことが起きて――
戦記っぽいファンタジー?
かなり良かった!
ペテン師風の青年が活躍! という
だけかと思いきや、
終盤になってからはサプライズな
感じでした
裏テーマが『解放』ということで、
色々と解き放たれていきます
戦記というよりは純ファンタジー
として見ても良いかな
ペテンや口先三寸がある一方で、
正直で高潔な者への憧れや信頼
も描かれていて、
両輪が揃っています
今後どう転がっていくのか楽しみな一冊ですよ


今日の甘口!

・流れ
  5つの国がある大陸ラエティティア
  そこでは戦乱の世が始まろうとしていた
  神の使いの【神王】が各国に
  1人ずつ降臨し、
  神の代理戦争という形になる
  ラウルス国には神王が何故か
  降臨しなかった
  他の4つの国には降臨したのに・・・
  そして神王の代わりに
  ラウルス国に現れたのは偽の神王
  そいつは神王になりすまして
  国をだまし取ろうとする
  神王不在のまま偽の神王で
  国事に対応していくが・・・という流れ
・テイスト
  ペテン師的な主人公が
  活躍するというテイストですね
  騙し・それから会話術
  がメインとなります
  青年が主人公かなあと思ったけど、
  語り部はヒロインの方ですね
・キャラ
  【トウヤ】は主人公青年
  既に20歳くらいみたい
  賭けごとが大好きで、
  何でも賭けに話をもっていきたがる
  【ラシェル】はラウルス国の祭司長
  神王の次に偉い身分
  公務をソツなくこなす優等生
  【ヒカリ】はトウヤの従者
  奴隷(のような状態)だったのを助けられたらしい
・かけあい
  トウヤはヒカリを連れた状態で
  始まるのですが、
  いきなり何を言い出すかというと・・・
  『これから王城へ行ってこの国を騙し取る』
  『国を、だまし・・・え?』
  そこから始めるのかーw


今日の辛口!

・全体
  オレ様主人公を中心に描くと
  読者ウケが・・・と思ってヒロイン中心に
  描いたのかもしれないですが
  どうもトウヤが脇役みたいに
  なってしまっているのがちょっとアレかなぁ
  バランスが難しいのかもしれないですけどね


以上、
だまし取るぜ、な?!
ファンタジー戦記?作品でした!


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