2014年9月6日土曜日

東京レイヴンズ  9個星です!!

タイトル : 東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN
賞種   : ―
出版   : 富士見ファンタジア文庫
著者   : あざの 耕平
イラスト : すみ兵


今日のインプレダクションはコレ!
異能ファンタジー作品です!


評価は
★★★★★★★★★☆
9個星です!!


しきたり

陰陽師の家系の分家の少年
才能は無いけど陰陽師の事件に
巻き込まれて――
呪術の異能ファンタジー
けっこう良かった
何気無い日常の何が悪い、
という感じで拗ねつつ
事件に巻き込まれていく内に
心境の変化を起こしていくのが見どころ
描写は個性が出ていて味がある
キャラもしょうゆ系で疲れないのも良いところかな


今日の甘口!

・流れ
  陰陽師が現代で普通に
  活躍している日本
  霊的災害《霊災》を鎮める《祓魔官》
  が主な活躍の場
  主人公は陰陽師の家系の分家の
  生まれだったが才能が無かった
  だから陰陽師を目指さず普通の
  高校生活を送っていた
  しかし陰陽師でも特に強い《十二神将》
  の一人と出会い、
  しかもそいつがお尋ね者だと知る
  お尋ね者になった理由が禁呪だが、
  止めることができるのか・・・という流れ
・テイスト
  ヒロインが無条件で主人公を
  好きってのはアレですが、
  それ以外は骨子も描写も
  しっかりしていて安定して読めます
  続くのが前提のようで、
  導入が凄く長いですね
  最初はじれったいかもしれません
・キャラ
  【春虎】は主人公少年
  陰陽師の名門、土御門家の分家の生まれ
  何でもない日常を愛する普通少年
  【冬児】は春虎の友達
  助言してくれたり
  ストーリーを補助する役
  【北斗】はヒロイン
  ボーイッシュな僕っ娘
  既に全開で春虎が好き
  【夏目】はサブヒロイン?
  土御門家の本家の生まれ
  天才陰陽師
  【鈴鹿】は敵役
  兄を生き返らせたいという女の子
・表現
  一つ一つの表現が洗練されていて
  豊かだと思います
  これにより情景が浮かびやすいかと
  キャラの掛け合いも割と
  現実感を重視していて
  味付けが濃くないのも良いですね


今日の辛口!

・全体的に良いのですが
  突き抜けたところが何か一個あれば
  もっと良かった!


以上、
一つ一つの表現が洗練された?!
異能ファンタジー作品でした!


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