青と無色のサクリファイス ７個星です！！

タイトル　：　青と無色のサクリファイス
賞種　　　：　―
出版　　　：　メディアワークス文庫
著者　　　：　綾崎 隼
イラスト　：　―


今日のインプレダクションはコレ！
青春・恋愛＆ミステリモノです！


評価は
★★★★★★★☆☆☆
７個星です！！


罪の実

十年間の空白を経て帰ってきた青年
彼の清算とは――
青春・恋愛が主体のミステリ
普通かな・・・
恋愛モノと割り切って読んだ方が
良いと思う
仕掛けとか構成とかはあまり・・・
合わなかったのかな


今日の甘口！

・流れ
　　十年の歳月を経て島へ
　　帰ってきた青年
　　島に残っていた青年と女性は
　　彼を迎え、三人で語り合う
　　十年前に起こった事件の真相を・・・という流れ
・テイスト
　　本作は上下巻構成の下巻です
　　上巻は『赤と灰色のサクリファイス』となります
　　下巻は解決編なので下巻から
　　読まないように注意しましょう
　　解決編においても青春・恋愛が主体で
　　ミステリ要素はやや弱いですので、
　　本格は求めない方が良いかも
　　仕掛けがちょっと簡単過ぎる
　　ような気がしました
　　恋愛モノが好きな人には良いかも？
・キャラ
　　ここでは親世代にもスポットが当たります
　　【真翔】の親や
　　【織姫】の親や
　　【乃亜】の親など
　　親世代でも恋愛があったようです
・雰囲気
　　全体として過去を辿るのみで
　　現在とか未来を向いていない、と思います
　　過去エピが好きな人向けなのかも？
　　うーん・・・
　　現代人は現在も未来も見たくない、
　　というところが反映されているのかな（絶望しすぎて）


今日の辛口！

・作家
　　この作家の恋愛は一方通行
　　なものばかりのような気がします
　　これまでの人生で優しい人に
　　出会ったことが無いのかな、
　　と作家の人生を想像してしまいました


以上、
親世代でも恋愛があった？！
青春・恋愛＆ミステリモノでした！