2014年7月5日土曜日

紳堂助教授の帝都怪異考  6個星です!!

タイトル : 紳堂助教授の帝都怪異考
賞種   : ―
出版   : メディアワークス文庫
著者   : エドワード・スミス
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
ファンタジー事件簿モノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


ありがとう、そして

芝居がかった二枚目助教授が
怪異事件を鮮やかに解決する――
ファンタジーな事件簿
微妙かな
メディアワークス文庫というより
電撃文庫のテイストかも
事件簿要素は薄く、ファンタジー色強し
エフリィトとかソロモンの指輪とか
事件の仕掛けや情報の提示などは
かなり簡易であり、
事件簿モノとしては見ない方が良いですね
文章的にも大正という過去を語る上で
現代と比較するのはどうも気になったところ


今日の甘口!

・流れ
  恰好良い上に芝居がかった所作、
  女と見れば構わず誘惑する二枚目助教授
  そんな彼と助手が警察に
  協力を求められ、
  怪異事件に挑む、というもの
・テイスト
  殺人事件があり主人公達が調べたり
  するのですが、
  煙の魔人エフリィトをソロモンの指輪で操る、
  とかそんな感じのが出てきます
  怪異というよりファンタジーですねw
  そのため事件簿モノを求めて
  読むと『えー』となるかも
  軽いファンタジーな大正モノ・・・として
  読むなら良いのではー
  事件簿モノとしては情報の扱いは
  かなり簡易かもしれないです
  それにあっさりとした解決
  ミステリ要素は求められないですね
・キャラ
  助教授【紳堂麗児】は二枚目
  仕草も言葉も芝居がかっている
  簡単に言えばスカしたところもあるんだけど
  それを超越した恰好良さ、という造形
  キレ者で事件の真相もたちどころに見抜きます
  紳堂の助手【篠崎秋緒】は
  まだ中学生
  助手といっても結構紳堂だけで
  解決してしまうので雑用かな
  その他事件では
  犯人ではないけど元をただせば
  あなたの不倫が原因では、という夫人が出てきたりw


今日の辛口!

・書き口
  大正という過去を語るのに
  現代と比較してどうこうである、
  という感じの書き方をするのは
  少し違和感があった
  現代という意識は入れない方が良い気がする
  んですけどどうでしょーね?


以上、
二枚目助教授な?!
ファンタジー事件簿モノでした!


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