2014年7月27日日曜日

さよなら流星ガール  6個星です!!

タイトル : さよなら流星ガール
賞種   : ―
出版   : メディアワークス文庫
著者   : 一二三スイ
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
青春ドラマモノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


空を見上げてください

重い病気を持った彼女と
僕は幼馴染で――
幼馴染との青春ドラマ
普通かな
王道、だと思います
ただそれ以上の何かがあるかというと・・・うーん
アツイ母親は結構良かったかな


今日の甘口!

・流れ
  生まれた日付が同じ幼馴染の女の子
  彼女は先天性の重い病気を持ち、
  早くから余命があとどれぐらい、と
  告げられていた
  しかしそれをことごとく乗り越え、
  成長していく
  そんな彼女との高校までの記録・・・という流れ
  一部ファンタジーが入っており、
  二次大戦後のIF物語です
  北海道を半分に分ける壁があり、
  半分は占領されてしまった、という設定になってます
  ただその壁がどうこう、という
  ことはあまり関係ありません
  幼馴染は宇宙関係に興味を持ち、
  二人で星を見に行ったりとかします
・テイスト
  言うなれば全編過去エピという形式
  小学校入る前から高校までの
  記録がずっと綴られています
  儚い彼女との精一杯の青春ですね
  テレビドラマとかのイメージかな
  切ない系のテイストです
・キャラ
  【悠】は普通男子
  【茉莉】は幼馴染女子
  重い病気を抱えている
  大人と子供の混ぜ合わさった感じ
  【明人】はノリの良い男子
  茉莉と同じ病院に入院していたことで知り合う
・気に入った言葉
  『最初から綺麗事で固めてほしければ、そう言うべきなんです』


今日の辛口!

・設定
  ヒロインが重い病気で何度も命を
  落としそうになる、という割とある設定なので
  あまり似たような設定のストーリーを
  見た事が無ければ楽しめるんじゃないかな
  重い病気という設定は同情や涙を
  誘いやすいという仕組みを
  作者が分かって使っているんだとすると
  うーんと複雑な気分になってしまうし、どーなんでしょね
  あとがきを見ると、作者が
  病院通いしていた経験アリとのことですが


以上、
儚い彼女との?!
青春ドラマモノでした!


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