2014年5月5日月曜日

ギンレイの【考察しちゃうぞ!】視点について

『視点(読み手)』


お題はコレです

久し振りに考察を書こうと思います!
暫く忙しかったものでなかなか
ここに手が回らなかったもので、
本当に久し振りです


【序章】

読み手の視点というのは、
そのまま読み方と言い換える事が可能です

さて、皆さんはどんな読み方をしていますか?

思いつく視点を列挙します
  1:主人公に感情移入
  2:ヒロインや他のキャラに感情移入
  3:主人公の隣に立つ感じ
  4:主人公やヒロイン達の輪に入った感じ
  5:主人公やヒロイン達の輪から一歩引いた感じ
  6:主人公やヒロイン達の輪から離れて皆を見ている感じ
  7:遠く離れて全体を見回す感じ
  8:俯瞰し世界全体を視界に収める感じ

他にもあるのかもしれませんが、
とりあえず上記の中で考えてみましょー

何か気付くところはありますでしょーか?

さてそれを踏まえ、
考察の中身に行きたいと思いますよ~


【一章】

はい、では列挙した視点ですが、
一番の特徴は《主観と客観》です

1~8までもう一度眺めて下さい
1から8に向かって徐々に主観→客観
視点が変わっていっていますよね

一番広まっているのは1かもしれません
読み方には難易度があるのですが、
1に近い程難易度が低いのです
これは日常生活と一緒で、
客観的なものの見方が難しいからです

怒られる時『相手の立場に立って考えなさい』
と言われる事があるかと思います
自分本位の考え方なら容易なのですが、
相手の立場に立って考えるには
自分の考えを一旦脇に置かなければなりません

この一旦脇に置く作業が結構ハードルが高く、
まず『自分と他人は違う』という自分と他人の区別が必要になります
(難しい言い方だと《自他の境界線認識》ですかね)
『自分がこう思っているからこうでなければならない』
という考えは、意外に気付かず持ってしまっているものです

『普通』や『常識』を意識せず
多用してしまっている人は要注意ですよ
何せ読み方を列挙させていただきましたが、
読み方が色々あるという事を知らず
『え、本ってこう(自分の読み方)読むものじゃないの?』
(無意識的に『これが普通』である、という主張になっているのです)
という人も結構多いと思うのですよ

別に主観が悪いという方向の
話をしようとしているわけではないので、
(読み方は人それぞれという意見を尊重しますので)
1に近い程難易度が低いという事だけ
まず分かってもらえれば良いです


【二章】

ここからは読み手と書き手に対して
別々の有益な情報を提示する事になります

読み手の方は、
『他にも読み方があるのか!』
という発見になるかと思います
これまでつまらないと思っていた作品も、
別の読み方をしてみたら
新たに見えてくるものがあるかもしれません
(ここでは客観性の身に付け方という所は掘り下げません
 気が向けばいずれ・・・)

書き手の方は、
ここまで読み進める内に既にお分かりかもしれません
『商品としてウケが良い書き方はそれか!』
という執筆の指針になるかと思います
視点が飛び飛びになる書き方は
俯瞰視点を要求されるため
ウケの良い商品を作るには難易度が高くなります



【終章】


さて、纏めです!
  ・読み方は色々ある
  ・主人公に感情移入~俯瞰は、主観視点~客観視点である
  ・主観視点に近い程その読み方が広まっている
  ・上記を知ることで
     読み手:別の読み方をしたら新たな発見があるかも
     書き手:執筆の指針になる


次考察する余裕ができたら
ここで書き手の方に示した
執筆の指針を踏まえて
『視点(書き手)』
について書いてみようと思っておりますよ!



ご清聴ありがとうございました!


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