2014年5月22日木曜日

飛べない蝶と空の鯱 ~蒼の彼方より、最果てへ~Ⅰ  8個星です!!

タイトル : 飛べない蝶と空の鯱 ~蒼の彼方より、最果てへ~Ⅰ
賞種   : ―
出版   : ガガガ文庫
著者   : 手島 史詞
イラスト : 鵜飼 沙樹


今日のインプレダクションはコレ!
ファンタジー作品です!


評価は
★★★★★★★★☆☆
8個星です!!


空を拒む都市

空飛ぶ郵便屋は通常お届け範囲外の
場所へ赴くが――
浮島で生活する世界のファンタジー
結構面白かった!
キャラの掛け合いがこってりしてない
感じが良いですね
ああ、敵キャラはかなりアレでしたがw
全体的に穏やかなテイストで
読みやすかったです
世界観が好きならそれだけでも
楽しめるかも!


今日の甘口!

・流れ
  空の浮島で生活する世界
  その空には霧が湧いており、
  霧を燃料にした航空機『翼船』で
  飛んだりできるようです
  (バイクのように跨って乗るタイプで、体はむき出し)
  この世界での郵便屋は
  人の記憶を手紙にして運ぶそうです
  主人公とヒロインは郵便屋『蝶と鯱』
  をやっていて、
  手紙のお届けに北の広大な大地へ赴きます
  北の大地は本来お届けの範囲外
  しかも届け先の人がどこに
  いるのか分からない
  というものですが、
  依頼人も届け先の人も知っている
  人のようで
  依頼を受ける事になったようですね
  でも行った先では簡単に
  届けて終わりとはいかなくて・・・となります
・世界観
  こういうスカイファンタジーは
  世界観が好きです!
  空の中自由に飛び回れたら
  良いなって思います
  メ、メーヴェが良いなとかじゃ、ないんだからね!
・キャラ
  キャラはそれぞれ喋りに特徴を
  持たせたり、
  外見をゴスロリにしたり
  記号化を図っていますね
・テイスト
  キャラは強く特徴付けを行って
  いますが、
  掛け合いはしょうゆ系です
  私はこってり系よりこうした
  何気無い感じの掛け合いの方が
  好きかもしれません
  戦闘とかもそれなりにあるのですが、
  全体的に穏やかな印象です
  こうしたファンタジーは
  読み口が軽やかで良いと思います!


今日の辛口!

・視点
  視点は飛び飛びなので
  俯瞰視点の方が読み易いですね
  難点はやや盛り上がりに
  欠けるところだったかな?
  でも作風が穏やかなので
  無理に山場を作らなくても良いかー


以上、
お届けします、な?!
ファンタジー作品でした!


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