2014年2月18日火曜日

ノノメメ、ハートブレイク  5個星です!!

タイトル : ノノメメ、ハートブレイク
賞種   : 第7回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞
出版   : ガガガ文庫
著者   : 近村 英一
イラスト : 竜徹


今日のインプレダクションはコレ!
学園ラブコメモノです!


評価は
★★★★★☆☆☆☆☆
5個星です!!


それほど悪くもない

女性にフラレ続ける不幸を
背負った男子
しかしそんな事は意に介さず
告白を続けるが――
えーまぁ全てがさらっと流れていく
感じではありますが、
主人公とヒロインの息の合った
掛け合いがハマる人にはハマるかも?
な学園ラブコメモノです!


今日の甘口!

・設定とか
  フラレ続ける設定で
  ドMだぁーい好き! な人なら
  問題無いかもしれないけど
  むぎゃあああああトラウマがあァッ!
  とか禁断症状出る人は
  医師の診断が必要かもしれませんw
  で、これは神様パワーで決められた
  事らしいのですが、主人公は
  それを打ち破ってやるぜーという調子
  運命に抗うみたいなお題かな
・ヒロイン
  フラレる度に放出される不幸
  エネルギーを
  そばにいるヒロイン神様が回収
  するんだけど、まぁかなり後半
  までそっけないですね
・掛け合い
  基本ハイテンションな主人公
  とローテンションヒロイン神様が
  掛け合いをして、それを
  緩く楽しむ感じですかね
  でもたまには主人公もヘコみます
  「何をやっているんですか?」
  「見て分からないのか、畳の目を数えているんだ」
  途中で引きこもってしまった主人公
  へのヒロイン神様の問い掛けです
  この後部屋の畳の目を全部数え終わる
  直前にヒロイン神様に無意味な数字を
  ひたすら囁かれて潰されましたがw
  前半はあんまり笑えなかったんだけど、
  後半辺りはちょっと笑えたかなー
・気に入った言葉
  「もう、友達だろ」
  シチュエーションは省きますが
  友達は『はい、ここから』というより
  いつの間にかなっているものですね


今日の辛口!

・全体
  多分審査員特別賞ってのが
  将来的な可能性ってゆー
  意味合いなのかもしれないですが、
  練習として書いた感じなのかなとw
  (ハイそこ、それを売るなとか言わない!w)
  全ての話がさらっと流れていき
  世界が色付いていないんですね
  イラストが無かったと仮定して
  文章だけを読むと、
  丸と棒線で表した人や背景
  で進行している感じ
  描写の緩急が必要なのかなと
  でも野球部マネージャーとか
  女の子の可愛さやエロシーン
  に限って例えとか語彙が豊富に
  なるという欲望に忠実な描写ですw
  まだ筆力云々まで来てないので、
  まずは回数重ねて形を作る
  ところからですね~頑張って!


以上、
特別賞、な?!
学園ラブコメモノでした!


1 件のコメント:

  1. 【選評スコープ!】
    ゲスト審査員講評を見てみると、
    会話が活き活き、
    プロットが地味に真面目にオーソドックス、
    バカには書けないしっかりした作り、
    といった感じでした!

    ★ ゲスト審査員講評 ★

    うは、バカには書けないw
    それだったら私はバカ側で良いかなw
    さて巷の評価やいかに?!

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