2014年2月14日金曜日

秋葉原ダンジョン冒険奇譚  7個星です!!

タイトル : 秋葉原ダンジョン冒険奇譚 1
賞種   : オーバーラップ文庫キックオフ賞・銀賞
出版   : オーバーラップ文庫
著者   : 中野 くみん
イラスト : 桑島 黎音


今日のインプレダクションはコレ!
RPG系ファンタジーモノです!


評価は
★★★★★★★☆☆☆
7個星です!!


怖いって、何ですか?

学生でありながら
ダンジョンへと通う二人組
冒険者としてはまだまだで、
仲間を増やしてもっと深層へ
行きたいと思っていたところに
異国の姫やその騎士が現れて――
割とキャラへ当てるスポットを絞らない
書き口で、俯瞰視点で読むと楽しめると思います
ダンジョンにモンスターに冒険者、
魔法といった設定が詰め込まれた
RPG系ファンタジーモノです!


今日の甘口!

・設定
  オンラインRPGっぽい世界
  月額冒険者登録料ってゆー
  課金制度があるみたい
  日本円で5万円ってたっかぁっ!
  課金装備もあるのー?w
  プレミアムコースとかはー?w
・世界観
  ダンジョンだけが非日常で、
  外は全くの日常、秋葉原
  学校も普通に行くし、
  結構社会的には白けた目で
  ダンジョンが認識されてる感じ?
  なので空気感は非日常色全開
  ではないタイプですね
・気に入った言葉
  自分もいつか、誰かのために泣いたりすることができるようになるのだろうか
  そういう感情に乏しい
  イケメン主人公のふとした羨望
・文章
  文章は良い方だと思います!
  セリフと地文できちんと意識
  を分けているんですよね
  書き口は、女かな? この作者さんは
  女キャラの扱いとか
  なんとなくそんな感じがしたけど
  どーなんでしょ
  で、本作の特徴なんですが
  ダブル主人公なのか主人公不在なのか
  スポットライトを一人に集中させて
  いないんですね
  読み方って色々あると思うんですけど、
  その世界を俯瞰的に見ながら読む
  場合は楽しめると思いますよ!
・キャラ
  ダブル主人公なんですが
  イケメンの方は
  女の子のパンツ見て
  『コーディネイトですよね、帽子とローブが白だから下着も白』
  って褒め始めるとか頭オカシイ設定
  鈍感とゆーか感情が
  一部抜け落ちてるような事らしいけどw
  太めの方は喋りに特徴
  持たせてるけど割と普通め設定
  こっちの方が良い味出してるかなー
  ヒロインの姫は他人思いだし可愛いと思う
  キャラ達の掛け合いが
  友達感が良く出てていーと思いますよ


今日の辛口!

・盛り上げ
  若干綺麗に纏め過ぎて
  盛り上げ不足かなぁ
  ダンジョンの外は普通の世界が
  残っているとゆーところで
  冒険一色の世界みたいな
  突き抜けたワクワク感が
  足りなくなってるんだよね
  所々の設定ももう少し
  ゲーム感覚特化にした方が良かったかも
  最近読んだ
  『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(GA文庫)』
  の方は世界全体がファンタジーに
  なっているので、
  文章面ではこっちの方がうまい
  んだけど、ワクワクとか楽しさ
  では向こうかなーと思う
  今後は各章での波、それから一冊
  においての大波を
  意識していけば良いのではないでしょーか
  映画とかで盛り上げ方を
  吸収すると良いかも!


以上、
ぐわっと盛り上げよう、な?!
RPG系ファンタジーモノでした!


1 件のコメント:

  1. 【選評スコープ!】
    選評見付からないので割愛

    1巻という事は
    まだまだ続きがあるのですね
    今回は序章みたいな感じでしたから
    これからどうなっていくのでしょーか
    頑張って下さいね~!

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