2014年2月12日水曜日

しきもんつかいはヒミツの柊さん  6個星です!!

タイトル : しきもんつかいはヒミツの柊さん
賞種   : 第4回後期GA文庫大賞・奨励賞
出版   : GA文庫
著者   : 桂木 たづみ
イラスト : パセリ


今日のインプレダクションはコレ!
学園不思議モノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


あれ? 誰でしたっけ?

あやかしの様な不思議生物
が見えるようになってしまい、
不思議生物をよく知る少女と
共に過ごす事で非日常に触れる事に――
起伏が無く平坦な展開
ではありますが、
序盤にクスリとできる部分が
それなりにある学園不思議モノです!


今日の甘口!

・NOTあやかしという差別化?
  しきもんという化け物は
  生き物だそーです
  あやかしではないんですね
  毬藻のしきもんはスーモかと思ったw
・○○もんバトル
  中盤以降から『しきもんバトル』
  なるものが出てくるんだけど、
  野生のしきもんを捕まえて、
  鍛えてバトルさせるみたい
  ・・・どっかで聞いた事あるなぁw
  思い出せませんなぁw
・使っている言葉
  「ほら、怖くない・・・」とか
  鬼刑事とか
  使っている例えとかが
  古そうなんだけど、
  作者の年齢いくつですかw
・不思議な叫び声押し
  モンスターの叫び声押しが
  よくわからんというかw
  「ブメラオゥオゥイェーッ」
  「アンゴゥモガモメェーッ!」
  なんなんだw
・問い掛け
  ドライな視点での問い掛け
  が印象に残りました
  『何かを知っていたり、できたりしたら、
   それをする義務が発生するのか?』
  『望むと望まないとに関わらず、
   誰もが正義の味方にならないといけないのか?』


今日の辛口!

・展開
  これは
  『世界の中心で「ブメラオゥオゥイェーッ」と叫ぶ』問題ですね!
  序盤、読み手の気を引くためか
  クスリとできる部分が多いのですが、
  全体的に起伏が乏しくて、
  ひたすら同じ景色の森の中
  をさまよっている感じなんですね
  歩いていたら吊り橋があったり、
  湖があったり、見晴らしの良い展望台があったり、
  ログハウスがあってもお城があっても
  塔があっても良いかもしれません
  そーゆう変化が欲しいです
  日常ほのぼの系だってそーゆう所を
  工夫しているから面白いわけで
  多分作者が何か思い付いた時に
  いや、これは駄目だ!
  僕はそんなありきたりじゃないんだ! って感じで
  それ自体を否定しちゃう性格なんじゃないかな?
  あーここで展開変わるのかなって時に
  キャラ同士の絡みで展開を
  潰しちゃってる時もあるし
  ドライなのか斜に構えてるのか分からないけど、
  素直な演出を一回やってみてはどーでしょ?
・文章
  文章自体は悪くないです
  ・・・が、これは逆パターン
  情景描写も人物描写も力を
  入れてくれているんですが、
  全体的に描写過多なのかも
  ここはポイント! なんですが、
  読み手に想像する余地が無くなって
  しまうんですね、あんまり書き過ぎると
  脳内補完って言葉が適切か
  分かりませんが、そーゆう
  読み手に任せる部分も小説の楽しみの一つなのです
  同期の他の作品よりは
  文章がうまいと思いますので
  あとは加減だけです、頑張って下さいね


以上、
ブメラオゥオゥイェーッな?!
学園不思議モノでした!


1 件のコメント:

  1. 【選評スコープ!】
    編集部? の選評を見てみると、
    ヒロインのマイペースが魅力、
    作品全体にユニークなテイスト、
    といった感じでした!

    ★ 編集部? の選評 ★
    (投稿時タイトルは『しきもんつかい』)

    ヒロインは魅力かどうか
    分かりませんが、独特ではあるかな
    名前を間違え続けるネタは
    2~3回もやるとだんだんダレてくる
    よーな気もするんですがw

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